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院長 岩下 亮子

遺伝する大腸がん??

遺伝する大腸癌~リンチ症候群~


ご家族(第1親等=自分の両親や兄弟姉妹)に若いうち(50歳未満)に大腸がんに罹患した方がおられる人は..要注意です。身内に若年性の大腸癌の方がいる場合や、大腸癌以外に子宮がんや卵巣がん、尿路系のがんにかかったことがある方の場合、その方は「遺伝性大腸癌=リンチ症候群」の可能性があります。

リンチ症候群とは、大腸がんをはじめとするがんの易罹患性症候群で、大腸のほかに子宮内膜、小腸、胃、卵巣、腎盂・尿管などにがんが発症しやすいとされております。 リンチ症候群の患者さんにおける大腸がんの平均発症年齢は約45歳であり、一般大腸癌における好発年齢の65歳前後よりも若い年齢で発症します。また、便潜血反応の出にくい深部大腸に発症することも多く、対象者は積極的な大腸内視鏡検査の適応となります。

もしかして自分は…と思う方は消化器内視鏡専門医の在院する病院を受診していただくことをお勧めします。当院で検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。



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